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富裕層(いわゆるお金持ち)が入るべき保険
富裕層がネットで入るべき保険を確認するかは定かではないですが、勧誘されるのはめんどくさいということもあるかもしれません。
保険の個別具体的な商品については触れずに、必要な保険について解説します。
まず、富裕層(お金持ち)は所有する不動産、現金など、資産や相続する人の数まちまちではありますので、一括りにするのが難しいとろではあります。
・・・が、基本的な考え方で説明させていただければと思います。
なお、世代別での保険の勧めは他の記事をご参照ください。
富裕層(いわゆるお金持ち)における不安
富裕層の持つ一番の不安要素は、本人に万が一のことがあった場合に起こる問題です。
遺産の行方や、相続税などが大きくありますが、やはり遺産を巡る争いについては目を覆いたくなることが多々あるのが現実です。
これまで見てきた中だと、大抵相続する人のパートナーや友人が出てきて妙な入れ知恵をして権利を主張することで揉めていることが多く見られます。
保険とは関係ありませんが、資産配分の内訳変更等は後からでも可能ですし、本人にいつ万が一のことがあるかはわからないので相続については早めに対策をすることをオススメします。
【遺産の行先の決定】相続争いに備える
本人に万が一のことがあった時に保険を使用してお金に名前をつけてあげることができる。
生命保険にて受取人を指定することで、預金や証券、不動産等と違いスムーズなお金の受け渡しが可能である。
相続として分割が難しいものとして
- 株式
- 不動産
- 権利
この辺りについては分割が難しい財産として挙げられるが、保険契約にて受取人を指定しておくことで、本来の財産以外に生命保険契約の死亡保険金を受け取り、その受け取った資金から他の相続人にお金を支払うという代償分割という制度があることを留意いただければと思います。
これにより、相続時の遺産争いを防ぐことが可能となることが考えられる。
【相続税支払資金】納税に向けて備える
日本の相続税については、基礎控除額はそこそこあるので多くの人間には関係ないことが多いが、富裕層には多いに問題として捉える必要がある。資産にもよりますが、最高で下記の通りの額となります。
6億円超 | 55% | 7200万円(控除額) |
課税遺産総額(遺産の総額ー基礎控除)に応じて税率が定められており、6億を超えると55%も…お金があってもこんなに持っていかれるなんてと思うことでしょう。
この通り、相続税の支払いに備える必要があり、相続人を保険金の受取人とした生命保険契約を活用して残された人のために相続税の支払対策を行うことが必要となります。
【生命保険】適した保険
生命保険として相続対策に挙げたが、実際にどの商品にしようか。
亡くなった際に受取人に支払われる終身保険がよく使われます。
保険期間が長い平準払いの定期保険や個人年金なども使われることがありますが、終身保険を使うことが、現状では間違いないと言えるでしょう。
葬儀費用などにも支払いがスムーズな商品も多々ありますので「終身保険 葬式」で調べてみるといいでしょう。
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