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フリーランス(個人事業主)が入るべき保険
保険は入ったほうがいいとは聞くけど勧誘されるのはめんどくさい。しかし、商品は多くて何から選べばいいかわからない。
事業の状況の変化で適宜見直しましょう。
そんな疑問に対して、今回は保険の個別具体的な商品については触れずに、必要な保険について解説します。
まず、フリーランス(個人事業主)は業態、仕事内容、雇用する社員の有無、事業の大きさがまちまちではありますので、一括りにするのが難しいとろではあります。
・・・が、基本的な考え方で説明させていただければと思います。
なお、世代別での保険の勧めは他の記事をご参照ください。
フリーランス(個人事業主)における不安
フリーランスの持つ一番の不安要素は、本人が働けなくなり収入が途絶えることに間違いはありません。社員の方がいれば後を継いで業務の継続をできるかもしれませんが、一時的かもしれませんが、これまでと同様というわけにはいかないことでしょう。
したがって、フリーランスで働かれる本人はもちろん、会社やそこで働かれる社員の方に対する保障が必要です。また、よく言われることですが、会社に雇用されていない場合には、自分で対策しない限りは社会保障が著しく少ないことが挙げられます。
【ケガ・病気】医療費に備える
フリーランス(個人事業主)の場合、もしケガや病気になり働けなくなった際には、継続した収入があれば別だが、本人の働き次第の場合は収入が一切途絶えるという深刻な事態が起きる可能性がある。
会社に勤務していれば、企業にもよるが傷病手当金や収入の保障が受けられる場合が多い。
万が一の際、本人以外でも事業継続への不安も出てくることも十分に可能性としては考えられる。
この長い金銭的負担を解消するものとして挙げるのは
- 医療保険 : いわゆる病気に対する保障を主とした保険
- 所得保障保険、就業不能保険 : 病気やケガで働けなくなった際に給与の補償としてもらうことができる保険
が考えられる。これらについて、生活にどの程度のお金が必要か、事業の継続にどの程度の資金が必要かを考え保障をみながら検討していただきたい。
ちなみに医療保険について、私は某共済に加入しています。
主に家族がある方は家族の生活資金、事業を借入等で行った場合に事業を継続するのであれば借入に対する返済資金や社員の給与を払うための事業の保障資金が死亡保障として求められるようになるでしょう。
なお、最初にも触れましたが、フリーランスの場合は受けられる社会保障が非常に低水準であり、万が一があったときの遺族年金も、勤務している会社員に対してかなり低いことには気を付けてください。
【貯める】将来に向けて貯蓄する
老後を考えるのであれば、一般的に下記の通り計算されます。
退職金も当然自分次第なところもありますし、事業が軌道に乗るまではなかなか貯蓄に回すのは厳しいと思います。
少しでもコツコツと貯蓄していくことが必要です。
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