Contents
50代が入るべき保険
保険は入ったほうがいいとは聞くけど勧誘されるのはめんどくさい。しかし、商品は多くて何から選べばいいかわからない。まずは手軽に入れるインターネットの保険会社でいいと思います。
ライフスタイルの変化でまた見直しましょう。
そんな疑問に対して、今回は保険の個別具体的な商品については触れずに、必要な保険について解説します。
まず、50代は世帯主として家族を支え、子供のために払い続けてきた教育資金の出費が落ち着いてきた頃と思われます。また、住宅ローンを組んでいる方は、ローンの返済もそこそこ進んできていることでしょう。仕事でも責任ある立場についている方もいるでしょうし、結婚資金の援助なども考えられますが、多かった支出がひと段落して少し余裕が出始めるのがこの年代と一般的には捉えられているようです。一方では、60代を前に退職金や余裕資金のチェックを行い、老後生活へと目を移していかないといけない時期と言えます。ちなみに、独身で保険を検討される方は「20代が入るべき保険」を参考にしてください。
50代における不安
50代で起こる不安は、ケガ、病気など健康面が大きくなります。また、万が一のことがあった時に残される配偶者の生活についても考える必要があると言えるでしょう。さらに、軽度のものを含めると4人に一人がなると言われる認知症についても不安があれば保険への加入を検討してもいいかと思います。
そして、そんな中で不安として挙げるのは下記項目である。
- ケガ、病気
- もし万が一のことがあった際の残された家族の生活資金
- 認知症への備え
【病気・認知症】医療費に備える
本人も理解してくると思われるが、健康面で不安な部分が見え隠れしてくる時期である。主に病気への十分な備えが必要になる。特にケガに対する備えよりも、心疾患やガン、いわゆる三代疾病と呼ばれるような病気にかかった際には入院期間や療養期間が長くなることが考えられる。まずは、高額になる医療費や生活費を確保するための医療保障が最優先となる。また、先進医療に対する保障やその後介護になった場合や療養を含めた生活費に苦労しないように介護保険を加えることで対策をしたい。
この金銭的負担を解消するものとして挙げるのは
- 医療保険、医療特約 : いわゆる病気に対する保障を主とした保険。要介護、三大疾病、重度障害などの先進医療特約、生前給付型特約をつけるのも選択肢の一つである
- 介護保険 : 無期・有期、一時払・年金払、様々なタイプがあるが、公的介護保険を補完する位置づけとして民間介護保険がある。 これに関しては、何を優先するかになるが、選択肢は幅広いので大いに検討してみてください。
- 認知症保険 : その他(第3分野)の保険に該当します。介護保険と同じように様々なタイプがありますが、認知症と診断された時に一時金が出るタイプが多いように感じます。
が考えられる。ちなみに医療保険について、私は某共済に加入しています。
【死亡】万が一に備える
子供の独立も見えてくることから、主にパートナーのためを考える死亡保障となるでしょう。
一般的には、パートナーの生活費がどのくらいかを算出し、その金額に見合う終身保険や定期保険にて備えるのが無難です。しかし、老後の生活も見据える必要があることから、無駄な保険料を払わないように高額の保険料を払っている場合には見直しも検討したい。
【貯める】将来に向けて貯蓄する
50代は老後の生活資金がメインテーマの時期になります。
ここまでくると老後の資金準備に向けて有り余る時間が残されているとは言えず、新たに貯蓄し始めても間に合わない可能性もある。なのでまずは支出の見直し、余分な保険料があれば削り、無駄な出費があれば家計をスリム化するように努めたい。
老後について公的年金の不足分は、一般的に下記の通り計算されます。
是非時間のある時に計算してみてください。
コメント